僕は以前、仕事の関係で2017年頃に数ヶ月間マレーシアのジョホールバルに滞在していた経験があります。
ジョホールバルといえば、サッカー日本代表が史上初めてW杯への出場を決めた地として知っている方も多いと思います。
でも、マレーシアと言って思い出されるのは「クアラルンプール」や「ペナン島」が多く、ジョホールバルの情報はあまり出回っていませんし、実際に行ったことのある人も少ないのではないかと思います。
そこで今回から数回、そんなジョホールバルの滞在記をお届けできればと思います。
ジョホールバルってどんなとこ?
ジョホールバルは、シンガポールとの国境付近にあるマレーシア第2の都市です。
第二の都市と言っても人口は約50万人で東京都の江東区と同じくらいです。
街の大きさは江東区が約40㎢に対してジョホールバルが約185㎢ですので、人口密度的には4倍ほどの違いがありますね。
ジョホールバルにも空港はありますが、日本からの直行便はないようです。
クアラルンプールよりもシンガポールの方が全然近いので、シンガポールのチャンギ国際空港から陸路で入国する場合が多いです。
シンガポールよりも物価が断然安いので、シンガポール旅行に来た人たちがついでに買い物に来ることも多いようですね。
そのほかの詳しい情報は旅行関係のブログなどの方がわかりやすく説明されていると思いますので、興味のある方はそちらを参考にしてみてくださいね。
ジョホールバルの街並み
これはホテルの窓から撮影した写真です。
ジョホールバルにはシティスクエアという中心地があるのですが、滞在したのはそこから少し離れたところでした。
写真の大きな建物はショッピングセンターやホテルです。
真ん中に写っているのは「KSL」というショッピングモールで、中にはレストランや衣料品店の他、雑貨や電化製品まで一通りのお店が入っています。
ホテルも併設されていて。ホテルの一階にはスターバックスもありました。
長期滞在でしたので、このショッピングモールにはよく行きました。
もう少し歩けば他にも沢山のショッピングモールもありました。
休日には近場のショッピングモールを巡り歩くのが楽しかったですね。
こう言ったショッピングモールの一階にはスーパーがあることがほとんどなのですが、僕は海外のスーパーを見て回るのが好きです。
ジョホールバルのスーパーマーケット
安さに驚いたり、見たこともない食材や調味料に出会えたり。
色々な発見があるのが海外のスーパーマーケットです。
マレーシアの場合、物にはよりますが、価格は日本の3分の1程です。
米
これはお米ですね。
米種は長粒種ですが10Kg袋なのに値段に驚きますね。
一瞬「3千円かぁ。意外と普通の値段だな」なんて思ってしまいそうですが、RM1(1リンギット)が25円程度なので一袋千円しない計算になります。
場所によってはインドの「バスマティライス」やタイの「ジャスミンライス」も売っていますが、値段に大きな違いも無く日本と比べると激安な値段で売っています。
日本国内に持ち込めないのが残念です。
加工食品
こちらはソース類の棚です。
トマトケチャップとチリソースが同じ棚に並んでいるのですが、ついうっかり間違えて買ってしまいそうですね。
右上にハインツのトマトケチャップが写っていますが、輸入品なので価格が全然違いますね。
RM14で日本円で約350円。日本で買うよりも少し高いくらいです。
それに対して現地生産のものはRM2〜4くらいが相場で、50円〜100円程度で買えてしまいます。
「TOMATO SOS」と表記されたものがケチャップ的な物なのですが、トマトケチャップと言うよりも、トマトで作ったソースみたいな感じですね。
普段から日本で使用している物と比べると、日本人からすると味が若干違うような気がします。
チリソースに関しては、日本でも見かけるブランドの物もありますので、味に関しては日本で味わうものとほぼ同じ物だと思って構わないです。
瓶のソースは大量でなければ日本にも持ち込めるはずなので、お土産にもオススメですね。
こちらもエスニック好きの必需品のココナッツミルクです。
RM10で250円くらいなので、十分に安いとは思いますがチリソース類のようなびっくりするような値段ではないですね。
と思いきや、
粉末になるとこの値段です。
一袋30円くらいです。
日本国内だとこのサイズで100円以下になることはほぼ無いと思いますので、思わず大量購入してしまいそうな値段ですね。
これも加工品ですので買って帰って来れますね。
この他にもローカル料理のレトルト食品や調味料などなど、お土産になりそうな物がスーパーには大量にあります。
特にカップラーメンは日本の物もありますし、ローカライズされたものも多数あって面白いですよ。
日本では買えないようなものはお土産に出来ますね。
生鮮食品
僕の滞在したホテルには調理設備なんて無いので、生鮮食品はほとんど見ませんでしたが、やはりエスニック好きが喜びそうな食材がゴロゴロとありました。
それとフルーツ類も充実しています。
日本にあるものと比べると少し甘味が薄い印象ですが、その分さっぱりとしていて美味しいものも多いです。
マレーシア名物のドリアンなど匂いの強い物は、スーパーで手に入らないものもあります。
まぁ、ドリアンは買ってホテルで食べようとしても持ち込めないので、屋台で食べるしか無いんですけどね。
ただ、生鮮食品に関しては国内に持ち込めないので注意が必要です。
滞在中に食べきれる量だけを買うようにしましょうね。
酒類
マレーシアの人は多くがイスラム教徒です。
イスラム教徒は基本的にお酒類は飲みません。
ただ、マレーシアは多民族国家なので、中華系などのイスラム教徒では無い人も多いです。
なので、スーパーでお酒は買えます。
ですが、先ほど言ったように、お酒を飲む人は限られているのでお酒類は安く無いです。
缶ビールはRM6くらいのローカルブランドからRM18くらいの輸入品まであって、150円〜450円くらいまでと日本と変わらないくらいの価格帯です。
当然、外食での飲酒もそれなりの価格帯で、ビールの値段は日本の居酒屋とそれほど変わらなかった気がします。
普段からそんなに飲む方では無いのもあって、向こうの金銭感覚になれた後はあまり飲酒しなかったですね。
まとめ
今回はマレーシアのジョホールバルについて書いてみました。
スーパーマーケット事情について触れましたが、写真が記憶よりも撮れていなくて、もう少し撮っておけばなぁ、と少し思いました。
正直、まだまだ全然スーパーにも面白いことはありました。
僕はお土産もスーパーで買いましたし。
長期滞在でも観光でも海外に行ったら、一度はスーパーに立ち寄ってみたら面白い発見があるかもしれませんよ。
最後に
3月28日現在、全世界がコロナウィルスの脅威にさらされています。
僕はつい最近まで電車に揺られてオフィス街や繁華街に出向き、キッチンカーのリサーチなどをしていました。
ガラガラのオフィス街を見て、応援の気持ちも込めてできる限りランチの購入もしていました。
しかし、日増しに拡大する感染状況を見て流石に怖くなり、ここ数日間不要不急の外出はしていません。
家に帰れば家族もいます。
実家にいる高齢の両親が感染すれば重篤化する恐れもあります。
なので今は家でじっとしていることを選択いたしました。
でも、キッチンカーでの営業を生業にしている方はもっとずっと大変だと思います。
普段はビジネスマンで賑わう丸の内でさえ、ほとんど人が歩いていない状況を目の当たりにしました。
毎日、不安を抱えながら営業されていることと思います。
そんな皆様の為に今の僕に出来る事は、絶えずキッチンカーの情報を発信していく事くらいしか有りません。
ここの情報が少しでも多くの人に届き、少しでも多くのキッチンカーの売り上げに繋がって行くように。
今はただそれだけです。
また皆様が笑顔で暮らせる日々が来ることを願って。
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